日本中毒学会の歩みと今後の展望
日本中毒学会は、1982年に東日本・西日本で発足した急性中毒研究会を母体とし、1986年の東西合同開催を機に全国的な学術団体へと発展しました。1989年には「日本中毒研究会」として名称が統一され、1993年の第15回学術集会から「日本中毒学会」として活動を開始し、臨床中毒学を代表する学会としての体制が確立されました。2011年には、多職種による中毒医療の質向上と継続性の強化を目的に「クリニカル・トキシコロジスト認定制度」が導入され、2013年には法人化されて、医療・教育・研究を担う専門組織としての基盤が整えられました。
なお、第30回総会・学術集会を記念して行われた特別鼎談「日本中毒学会30回の歩みと今後の展望」の内容は、機関誌『中毒研究』第22巻に掲載されています。吉岡敏治先生(第3代理事長)、黒川顕先生(第4代理事長)による貴重な記事もあわせてご覧ください。
吉岡 敏治 先生(第3代 理事長) 「理事長就任期間を中心に」(pdf)
黒川 顕 先生(第4代 理事長)「本学会の30回記念鼎談の座長をして」(pdf)