分科会(Special Interest Section(Group):SIG)の発足について

分科会は、特定の領域に関心の高い会員が集まり、一定の目的に従って研究活動を行い、成果を年会、学会ホームページ、学会機関誌に発表するグループ活動です。2016年理事会において、本学会会員相互の交流を促進し、更なる研究を発展させる目的で提案され了承されました。現在、1分科会が活動を開始致しました。今後、複数の分科会が発足すれば、会員各位の選択肢が増えることとなります。関心のある会員は、新分野の分科会発足や、既存分科会へのご参加を御願いします。

分科会は学問的関心が共通の会員が集まり、その研究領域を発展させる目的で、一定人数が集まり、一定の活動が認められれば、発足を申請できます。新たに分科会を発足する場合は、「日本中毒学会分科会の設立に関する規約」がございますので、それに従って申請してください。
分科会設立規約

中毒歴史研究会(Special Interest Group of Toxicological History)

中毒医療は、過去の中毒事例の蓄積によって得られる経験や知識が、その診断、治療、防止に大きく役立つ領域です。中毒に関わるすべての医療関係者は、その歴史的背景に目を向け、得られた情報を次の世代に伝えて行く責務があります。一方「中毒の歴史」や「歴史の中の中毒」をひも解くことはたいへんスリリングであり、知的興味がかき立てられる楽しみでもあります。

本研究会は、日本のみならず世界の中毒事例、中毒物質、診断方法、治療方法などについて、その歴史的背景を科学的手法で掘り下げ、中毒医療の未来に向けて有用な情報・資料を発掘し、提供することを目的とします。多くの会員のご参加をお待ちしております。

発起人

福本真理子(代表)
石澤不二雄
伊関憲
黒木由美子
森博美

事務局

ホームページはこちら
問い合わせ先(ToxHistory@gmail.com)
友田吉則 (北里大学薬学部)

プロジェクト

中毒歴史関連文献のJournal club
中毒歴史関連文献の調査研究
中毒歴史関連地の探索
中毒歴史カレンダーの作成

スケジュール

メーリングにて日程調整をし、総会時に年間活動計画を立て、ポスター・HPにて会員募集をおこないます。
Update:2017/8/10